2. ダブルダウンの極意
ダブルダウンをすると、もらえるカードの枚数が1枚に制限される訳ですから、ダブルダウンをしない場合に比べて、明らかに勝率は下がります。それでも、ダブルダウンをするのは「賭け増す」ことによる利益の増加が勝率の低下分を上回るからです。
これはプレーヤーに与えられた特権で 、プレーヤーは最初に配られた 2枚のカードを見た段階においてディーラーのアップカードを確認してから、掛け金を2倍に宣言する権利です。
したがって、これを宣言したあとは、必ず 1枚引かなければならないし、なおかつその
1枚がどんなに小さな数であろうともそれ以上追加して引くことはできません。
このダブルダウン戦法は、勝てば儲けが倍になりますが、負けも倍になるので絶好のチャンスであると同時に危険も伴ないます。しかしブラックジャックにおいて大切なことは勝てる時は大きく勝つことが重要で、チャンスが来たらダブルダウンを積極的に実践してみよう。
ダブルダウンを行使する際には自分に勝算があると判断するわけですがある一定の条件を知っておく必要があります。
その条件とは、
10と11がダブルダウンのチャンス
自分の手の合計が 「11」、「10」 もしくは 「9」 など、次に 10 が来ると
かなり強い手になるような場合で、なおかつディーラーのアップカードが 7、8、9、10、J、Q、K、A
などの強いカードではない場合に行う
なお、自分の手の合計が 「11」 や 「10」 や 「9」 ではなくても、例外的に自分の手に
Ace が含まれているような場合は (たとえば A と 5 とか)、次にどんな数字が来ても自分は絶対にバーストしないばかりか、小さな数字が来ればかなり強い手になるため、この
ダブルダウン で勝負に出るのもひとつの作戦です。
ただし、その場合においてもディーラーのアップカードが4,5,6などの弱いときにしておこう。
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